2021年中に大人気漫画/アニメ「鬼滅の刃」のアニメ化2期が放送されます。
この発表に多くの人が喜びの声を挙げました。
私もそのうちの1人で、何巻までがアニメ化されるかの予想記事を書いたりもしました。

ただ、「遊郭編」という物語の舞台から炎上騒ぎにまで発展しています。
この炎上騒ぎの発端や理由は?遊郭を子供に説明するベストアンサーは?
諸々気になる点についてご紹介したいと思います。
※注意
私は教育の専門家などではありません。
この記事はあくまで一般人の一意見として書いていることを事前に明記しておきます。
【鬼滅の刃】遊郭編の炎上騒ぎの発端
まずは「鬼滅の刃」遊郭編で巻き起こっている炎上騒ぎの発端を整理しましょう。
今回の炎上騒動を取り上げている記事を1つ引用させていただきます。
大ヒット漫画「鬼滅の刃」の新作テレビアニメ「遊郭編」の年内放送が発表されたことに対し、ネット上で「遊郭を子供にどう説明すればいいのか」「遊郭は子供に悪影響」などの意見が起こり、是非を巡る論争投稿が飛び交う騒動となっている。
出典元:https://www.daily.co.jp/gossip/2021/02/20/0014094129.shtml
これをよく言われる5W1Hで整理するとこんな感じです。
When(いつ) | 「鬼滅の刃」遊郭編の発表後 |
Where(どこで) | ネット上 |
Who(誰が) | 子供への影響を心配する人達 |
What(何を) | 子供への悪影響 or 子供への説明 |
Why(なぜ) | アニメの舞台が遊郭だったため |
How(どうした) | 心配した |
ちなみに、これを一文にまとめるとこんな感じです。
日本語的な違和感はひとまず置いておきます。
『「鬼滅の刃」遊郭編の発表後、ネット上で子供への影響を心配する人達が、子供への悪影響、もしくは子供への説明をアニメの舞台が遊郭だったため心配した』
これが今回の炎上騒ぎの発端と言える話のようです。
そのため、この記事から分かる範囲でいうと下記の2パターンの対処が必要ですね。
①「遊郭が舞台であること」で「子供への悪影響を心配している方」に対して「悪影響があるかないか」と「悪影響がありそうならどうすればいいか」をアドバイスするパターン
②「遊郭が舞台であること」で「子供への説明を心配している方」に対して「こう説明してあげればいいと思う」をアドバイスするパターン
どちらのパターンも簡単に言うとただ「アドバイス」が欲しかっただけのようですね。
ただ、炎上している内容は「是非を巡る論争」。
つまり、「遊郭を舞台にしたアニメはいいのか悪いのか?」。
ここで私は気付きました。
あれ?「是非を巡る論争」なんて始めは誰も論じてないぞ?論点ずれてない?
どうやら「アドバイス」を議論しているうちに「是非を巡る論争」になったようですね。
では、論点がずれる程に炎上してしまった理由は何でしょうか。
【鬼滅の刃】遊郭編の炎上騒ぎの理由
「鬼滅の刃」遊郭編の「是非を巡る論争」の意見を見てみましょう。
まずは非を訴える立場の方の意見です。
ワードとしては「遊郭という場所への戸惑い」や「女性差別」などが挙がっているようです。
次に是を訴える立場の方の意見です。
ワードとしては「遊郭に過剰反応しすぎ」や「遊郭が舞台のドラマもある」などがあります。
つまり、「遊郭」という場所の特性が炎上騒ぎにまでなった理由のようです。
例えば舞台が市場とかだったら今回の炎上騒ぎは起きなかったでしょうね。
ただ、この理由についてはもう少し本質的なことを考えた方がいい気がしました。
そのため、もうちょっと深堀した別記事を作成しています。

【鬼滅の刃】遊郭編の悪影響懸念
「鬼滅の刃」遊郭編の炎上騒ぎの発端を解消していきましょう。
まずは「遊郭が舞台であること」で「子供への悪影響を心配している方」に対して「悪影響があるかないか」と「悪影響がありそうならどうすればいいか」をアドバイスするパターンですね。
子供への悪影響はあるか?
結論から言うと、遊郭が舞台であることで子供への悪影響はあるかもしれません。
ただ、これは何にでも言えることですね。
可能性の話を始めたらきりがない問題です。
人は常に何かに影響されて過ごしています。
それを善いものにするか悪いものにするかは本人次第です。
そして、それを後押しするのが環境や状況だと思います。
分かりやすいところでいうと年齢などですね。
幼児、小学生(低学年/高学年)、中学生、高校生などで色々変わってきますからね。
悪影響がある場合はどうすればいいか?
選択肢は大きく分けて2つだと思います。
1つは単純に「見せない」という選択肢です。
子供が悪影響に受けてしまう環境や状況なら正しい選択だといえるでしょう。
ただ、「見せない」という選択も子供本人にとっては周りから受ける影響です。
その結果が悪影響となるかもしれないという点は見過ごさないで判断してほしいと思います。
もう1つは「見せた」時に悪影響を受けないよう環境や状況を整理するという選択肢です。
「暴力は正義」みたいな作品があったとします。
でも、普通は「暴力はいけないこと」で「作品はフィクション」であることを理解しています。
そのため、基本的に悪影響を受けたりはしませんからね。
今回の遊郭の場合も適切な教育や会話などで悪影響を受けないようになるはずです。
(もちろん絶対とは言えないと思いますが。)
【鬼滅の刃】遊郭編の舞台を子供に説明するベストアンサーは?
次に「遊郭が舞台であること」で「子供への説明を心配している方」に対して「こう説明してあげればいいと思う」をアドバイスするパターンについて解消しましょう。
これは遊郭という舞台を子供に説明する際の選択肢を分類して考えてみます。
遊郭について説明しない
ある程度成長した子供なら遊郭について説明しないというのがベストアンサーかもしれません。
「鬼滅の刃」は週刊少年ジャンプに掲載されていた漫画です。
そのため、一定の規制の範疇に収まっています。
また、自分で情報を収集して取捨選択できるなら説明する必要はないかもしれません。
遊郭のいい面だけを伝える
小さい子供にはきれいな言葉で遊郭を伝えるのもベストアンサーかもしれません。
「さびしい男性が女性に会いに行くところ」
私が読んだ何かの漫画で、大人が子供に遊郭だか娼館のことを説明する際にこう言っていました。
なるほど。きれいな表現だなーと個人的には思いました。
私は遊郭の実情に詳しくないので、正直いうと上記の表現が正しいのか分かりません。
そして、いい面と言えるのかも定かではないです。
加えて、一側面だけ伝えるというのはリスクというか推奨されないことだとは思います。
それでも、子供の環境や状況を無視して全てを伝えるのは得策だとは思えません。
遊郭の悪い面だけを伝える
遊郭のいい面しか知らない子供には悪い面だけを伝えることがベストアンサーかもしれません。
遊郭という場所柄、悲しいお話なら調べるといくらでも出てきます。
間違った認識、偏見をただすためにも必要となってくるかもしれません。
遊郭のいい面/悪い面を伝える
現在の子供の環境や状況によって遊郭の説明のベストアンサーは変わるでしょう。
ただ、最終的に目指すベストアンサーは遊郭のいい面も悪い面も知ることだと思います。
歴史上の事実として向き合い、考えてもらうことが重要な気がします。
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