皆さん、現代美術家KAWS(カウズ)さんをご存じですか?
グラフティーデザイナー・トイデザイナー・彫刻家など様々な肩書を持ち、ファッション業界や美術界に多大な影響を与えている方です。
また、アートコレクターとしても有名な方でアートに対する偏見・ブランドへの偏りがないことで知られています。
そんな多彩な才能を持つ現代美術家KAWS(カウズ)さんですが、いったいどんな方なのでしょうか。
今回は現代美術家KAWS(カウズ)さんの年齢・本名などのプロフィールは勿論、経歴は?
なぜ人気なのか?代表作キャラクター「コンパニオン」のご紹介と、目がバツになっている意味は?
その他、ファッション業界王手ユニクロとのコラボや作品のお値段など。
諸々の内容についてお話していきます。
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現代美術家KAWS(カウズ)とは?年齢や本名などプロフィール
写真左
活動名 | KAWS |
読み方 | カウズ |
本名 | ブライアン・ドネリー |
生年月日 | 1974年11月4日 |
年齢 | 46歳 ※2020年時点 |
出身地 | ニュージャージー州ジャージーシティー生まれ |
学歴(高校) | セント・アンソニー高校 |
学歴(大学) | スクール・オブ・ビジュアル・アーツ |
KAWS(カウズ)さんのプロフィールで分かったことをまとめるとこんな感じです。
上記画像の右に映っている女性は奥さんのジュリア・チアンさんですね。
お二人ともアーティストのお仕事をされている仲良しなご夫婦のようです。
KAWS(カウズ)さんの学歴を見ると、スクール・オブ・ビジュアル・アーツをご卒業されています。
名門美術大学の集まりである全米美術大学協会に属する大学ですね。
学生時代から才能があるのをひしひしと感じます。
では、学生時代からどのような経緯で今の立場に至ったのか、経歴を見ていきましょう。
現代美術家KAWS(カウズ)とは?経歴
- ニューヨークに移住する。
- 1990年代初めグラフティー・アーティストとして活動を始める。
- 同時にディズニーの子会社「ジャンボ・ピクチャーズ」でイラストを学ぶ
- 1993年~1996年の間、名門美術大学「スクール・オブ・ビジュアル・アーツ」に在籍する。
- 1999年に初めてのアートトイ「コンパニオン」を生み出す。
- 2002年には自身のウェブサイトを通じて作品の販売を始める。
- 2008年、フランスの画家「エマニュエル・ペロタン」が作った現代美術ギャラリーグループに所属する。
- その後、日本の富士山とのコラボ彫刻を公開したりと彫刻家としても活躍するようになり現在に至る。
KAWS(カウズ)さんの経歴を見ると、アートに対しての興味関心の幅が広い方だと感じます。
心からアートを好きだからこそ多くの大衆の琴線に触れる作品を作れるんですね。
ちなみに当時グラフティーは違法と議論されていました。
ですが、KAWSさんは多くの人に作品を見てもらいたい気持ちが強かったため、グラフティー・アーティストとして活動していたそうです。
名作の誕生には泥臭くても作品を広めようという気持ちが大切なのだと改めて感じました。
現代美術家KAWS(カウズ)とは?なぜ人気なのか
KAWS(カウズ)さんはなぜ人気なのか、その理由を探っていくと、ストリート時代に培った反骨精神が挙げられると思います。
グラフティーをストリートで書き始めた当初、昼間はディズニーの子会社「ジャンボ・ピクチャーズ」でイラストを学び、夜間はストリートでグラフティーを描くという生活を送っていました。
違法だと分かっていても自分の技術・アイデア・熱意を感じてほしいという反骨精神がKAWS(カウズ)さんを現在の姿に変えたのです。
また、個展を開くのではなく、多くの人の目につく公共空間を通して作品を発信したのは大きいでしょう。
発信の仕方一つで広まり方も変わるものですね。
そんなKAWS(カウズ)さんのアートへの思いと、多くの人に見てもらいたいという思いによって、人気となったようです。
では、そんなKAWSさんの代表作「コンパニオン」とはいったいどのような作品なのでしょうか?
現代美術家KAWS(カウズ)とは?代表作のキャラクター「コンパニオン」
KAWS(カウズ)さんの代表作としては、キャラクターの「コンパニオン」が挙げられます。
目が「×」になっており、ボディーはミッキーマウスをモチーフにしたキャラクターですね。
ディオール・Nike・シュプリームといったファッションブランドやセサミストリート・スヌーピーといった国民的キャラクターなどとコラボしたこともあるそうです。
コンパニオンの愛されぶりが垣間見えますね。
ちなみに、私も大好きです(笑)
豆知識:コンパニオンの目がバツの意味とは?
コンパニオンの目が「×」(バツ)な理由は見た人の感性によって意図を生み出せるからです。
普通に目を描くと作者の意図がひとつに限定されます。
ですが「×」というような目にすると、それは見る人の感覚に委ねられるようになり、想像力が無限に広がることから、「×」としたそうです。
私は、複数の観点から作品を捉えることができるのはとても魅力的だと感じました。
現代美術家KAWS(カウズ)とは?ユニクロコラボが話題
KAWS(カウズ)さんは1999年に日本のアパレルメーカー「バウンティハンター」とコラボして世界に名が知れ渡りました。
そして、2016年にファッションブランド「ユニクロ」とコラボしました。
これによって、彼の名声は不動のものになっていきました。
現代美術家KAWS(カウズ)とは?作品の値段
KAWS(カウズ)さんの作品の値段はピンキリですね。
イラスト単体で数百ドルで取引されることもあります。
その一方で、高いものだと100万ドル(日本円でおよそ1億900万)で取引されています。
私自身調べていて、あまりの額に鳥肌が立ちまくりでした(笑)
現代美術家KAWS(カウズ)とは?経歴からなぜ人気なのか理由まとめ
- KAWSさんのプロフィール・経歴は記事内の通りである。
- 人気の理由はストリート時代に培った反骨精神があったからである。
- コンパニオンとは目が「×」でボディーはミッキーマウスをモチーフにしている。
- 目がバツな理由は見た人の感性によって意図を生み出せるからである。
- 2016年にはユニクロともコラボしていて人気が不動のものとなった。
- 作品の値段はピンキリである。
という感じです。
今後、どんな作品を生み出すのか楽しみですね。
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