2021年6月17日のテレビ「カンブリア宮殿」。
この番組にご出演する天才発明家の道脇裕(みちわきひろし)さん。
緩まないネジの開発者として有名な男性ですね。
そんな彼はなぜ小学生で不登校(自主休校)となったのか?その理由は?
プロフィールや経歴とともに今回はそこら辺についてお話したいと思います。
【天才発明家】道脇裕はなぜ小学生で不登校(自主休校)に?理由は?
道脇裕さんは小学校5年生の時に学校へ通わなくなりました。
簡単に言ってしまえば、不登校のような状況になったようですね。
ご本人曰く、自主休校という表現をされています。
では、なぜそうなってしまったのでしょうか。何か理由があったんでしょうか。
結論から言うと、暇すぎて耐えきれなくなったからなんだそうです。
ウェブインタビューで下記のようにお話されていました。
「学校の授業は拷問みたいな感覚でした。先生からの説明がなくても教科書にほとんどすべてが書かれていて、その内容は1週間ほどで授業時間のなかだけで終えてしまう。すると、そのあとの1年間は時間が余るわけですが、椅子に座り続けなくてはならないわけです。これが苦痛で、隣の子にちょっかいを出したり、席を立って歩いたり、教科書全ページを迷路やパラパラ漫画にしてしまったり……。とにかくヒマでヒマで1秒が永遠のように感じていたのです。これはもう無理だと思って小学校5年生のときに、自主的に小学校を休学することにしました」
日本の教育システムが道脇裕さんには合わなかったようですね。
そして、元々通っていた物理学の大学教授を務める母親の研究室に向かうようになったそうです。
母親も道脇裕さんの個性を尊重されたんですね。
もしかしたら、彼のような天才が世の中にはたくさんいるのかもしれません。
【天才発明家】道脇裕のプロフィールや経歴
名前 | 道脇 裕 |
読み方 | みちわき ひろし |
生年月日 | 1977年?月?日 |
年齢 | 43歳 ※2020年時点 |
出身地 | 群馬県 |
仕事 | 発明家、実業家(社長) |
道脇裕さんは緩まないネジを開発した技術者として有名です。
フリスクとレモンティーがお好きな様ですね。
フリスクは1日1ケース、レモンティーは1日10本くらい飲むそうです。
ご結婚はされていて、娘さんもいるようです。
道脇裕さんの経歴はバラエティー豊かです。
学校に行かない代わりに新聞配達やとび職、猟師など様々な職業を体験されました。
2009年に株式会社NejiLaw(読み方:ネジロウ)を設立され、緩まないネジを開発されます。
それだけでなく、これまで開発した特許案は2万件を超えるほどあるそうです。
【天才発明家】道脇裕が開発した緩まないネジ
道脇裕さんが開発した緩まないネジ。
これは2000年にも及ぶネジの歴史を変えたと言われるほどの発明だったそうです。
ご本人曰く、ネジを再発明したという代物なんだそうです。
仕組みを私が理解した範囲で簡単に言うなら、1つのボルトで右回りに締まるネジ(ナット)と左回りに締まるネジ(ナット)をぶつかるような構造にして、緩まない1つのネジとしたみたいです。
ちょっと聞くだけでも凄いことだなーということが分かると思います。
加えて、もう少し分かりやすく凄さが伝わる話として、下記を見つけました。
2010年に米航空宇宙規格(NAS)に準拠したネジの耐久試験をしたところ、合格ラインの17分をはるかに超える3時間たっても全くネジは緩まない。それどころか、試験装置が先に壊れた。
「2000年のネジの歴史を変えた」
耐久試験の噂は瞬く間に広がり、東京都ベンチャー技術大賞、かわさき起業家大賞、グッドデザイン賞など様々な賞を総なめにした。
出典元:https://business.nikkei.com/
宇宙規格の基準をはるかに超える性能を誇ったネジということですね。
試験装置が先に壊れるなんて、異常といえるレベルの性能と言えると思います。
「ネジの歴史を変えた」とか「ネジの再発明」と言われるのも納得なエピソードですね。
ただ、道脇裕さんご本人としてはこのネジのアイディアも特別なことではなかったようです。
道脇裕さん曰く、アイディアはいつもどんどん溢れてくるものらしいです。
その結果が特許案2万件超えという実績につながっているようです。
そのうちの1つがネジだったという感じみたいですね。
【天才発明家】道脇裕の不登校(自主休校)理由やプロフィールまとめ
- 道脇裕さんが小学生で不登校(自主休校)となった理由は暇すぎて耐えられなくなったから
- プロフィールや経歴は記事内の通り
- 緩まないネジはNASの試験装置が壊れるほどに緩まない
という感じですね。
天才という表現がぴったりな男性だと思いました。
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