2021年10月5日のテレビ「超無敵クラス」。
この番組で昭和レトログルメの1つとして「たぬきケーキ」が紹介されます。
その名前の通り、狸の形をした可愛らしいケーキのことですね。
最近の商品かと思いきや、実は昭和に生まれたというから驚きです。
そんなたぬきケーキはこれまで、たびたびテレビやSNSで話題となっているそうです。
では、その元祖発祥の地となるお店はどこなんでしょうか?
たぬきケーキの歴史をひも解きながら調べてみました。
また、味や年1で開かれるイベント「たぬきケーキまつり」のお話も今回ご紹介します。
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たぬきケーキ元祖発祥の地となるお店はどこ?
結論から言うと、たぬきケーキ元祖発祥の地となるお店は分からないんだそうです。
そもそも、いつからたぬきケーキが販売されているのかもはっきりしないそうです。
ウェブメディアやたぬきケーキ愛好家の方などが調べていました。
でも、恐らく1950年代から販売されているのでは?というところまでしか分からないそうです。
メディアや専門家の方が分からないなら、あとは開発者ご本人くらいしか分かりませんね。
とはいえ、現状の様子を見ると今後も名乗り出る方はいなさそうです。
そのため、今後も真相は不明という結末になってしまいそうですね。
たぬきケーキの歴史の簡単解説
タヌキケーキの歴史を簡単にまとめて解説すると下記の通りです。
- 恐らく1950年代にどこかで誕生
- 戦後の洋菓子作り拡大の中で広まる
- 生クリームのお菓子人気などの影響で衰退
- 近年は懐かしさや可愛さから再び人気となる
タヌキケーキはバタークリーム(バター+卵+砂糖など)がメインとなるケーキです。
その材料が手に入りやすいなどの理由があって、戦後当時は広まったそうですね。
ちなみに、2021年2月8日放送のテレビ「グレーテルのかまど」。
その中でタヌキケーキの元になったレシピ自体は戦前からあると紹介されていました。
つまり、2021年時点で少なくとも70~80年くらいの歴史があるようです。
そんなケーキが令和の時代になって再注目されているとは驚きです。
何だか不思議で凄いことだと思います。
たぬきケーキという昭和レトログルメの味
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結論から言うと、狸ケーキの味はバタークリームの風味が特徴なんだそうです。
パッと見はコーティングのチョコの甘さなどが目立ちそうですが、違うんですね。
また、バタークリームメインのため、ボリューム感もかなりあるそうですよ。
そのため、生クリームのショートケーキなどを食べる感覚とはちょっと異なるみたいですね。
とはいえ、一口に狸ケーキと言っても材料はもちろん、デザインも様々な種類があります。
自分の好きな狸ケーキに会うため、狸ケーキ巡りをするのも楽しそうです。
たぬきケーキの年1イベント「たぬきケーキまつり」
長い間、人々に愛されているたぬきケーキ。
その愛から「たぬきケーキまつり」と呼ばれるイベントも年1で開催されているそうです。
2021年は10月1日~10月31日の期間で開催されています。
場所は岩手県下閉伊郡岩泉町ですね。
「志たあめや」(したあめや)というお店などがメインのようで、地図でいうと下記の通りです。
「志たあめや」は老舗のお菓子店です。
創業は1832年からで、元々は飴を販売されていたそうです。
明治に入ってから店舗を構え、現在は駄菓子・洋菓子・和菓子・ケーキ・パンを販売中です。
もちろん、その中にはたぬきケーキも含まれています。
そして、イベント内容としては各地方のたぬきケーキとのコラボ商品の販売やグッズの販売。
たぬきケーキのデザイン応募から職人さんが再現するといった企画なんかもあるそうです。
それ以外にも各種の催しが開催され、イベントを盛り上げているみたいですね。
たぬきケーキ元祖発祥の地となるお店まとめ
- たぬきケーキ元祖発祥の地となるお店は分からない
- そもそも、いつからたぬきケーキが販売されているのかもはっきりしない
- 恐らく1950年代から販売されているのでは?と推測されている
- 2021年時点で70~80年くらいの歴史がある様子
- 味はバタークリームの風味が特徴で、かなりボリューム感がある
- 2021年の「たぬきケーキまつり」は10月1日~10月31日の期間で開催
- 場所は岩手県下閉伊郡岩泉町で、各種イベントが開催される
という感じですね。
みんなに愛されながら、厳しい時代を乗り越え、再び脚光を浴びているたぬきケーキ。
今後も紆余曲折はあるかもしれませんが、変わらず長く愛され続けてほしいですね。
食べすぎには注意したいと思います。
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