2021年5月23日のテレビ「情熱大陸」。
この番組でプロマインクラフター(マインクラフトのプロ)が取り上げられるそうです。
そもそも、プロマインクラフターとは何なのか?
収入(年収)は?稼ぎ方の仕組み(収入源)は?実際に儲かる(稼げる)のか?
諸々気になる点について今回は調べてみたので解説します。
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プロマインクラフターとは?
プロマインクラフターとは、マイクラのワールドとかスキンなどを制作・販売して生計を立てるクリエイターのことです。
テレビ「情熱大陸」では日本における第一人者のタツナミシュウイチさんが取り上げられますね。
日本初のマイクラ公認のプロマインクラフターなんだそうです。
【マイクラ】「情熱大陸」にプロマインクラフター・タツナミシュウイチ氏が登場https://t.co/uQrFvSl5x5
日本で初めてマイクロソフト社から認定を受けた『マインクラフト』のプロクリエイター。教育分野にも広がりを見せる“ゲーム建築”の世界とは。5月23日23時から放送 pic.twitter.com/kojcQcidPv
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) May 21, 2021
テレビ「情熱大陸」の公式HPによると、彼はアンコールワットやピラミッドなどの世界遺産をはじめ、50以上の街や建造物を制作しているそうです。
そして、ユーザーからは「家に居ながらにしてその場所へ行ったかのような気分にさせてくれる」と絶賛なんだそうです。
プロマインクラフターの収入(年収)は?
結論から言うと、プロマインクラフターの収入(年収)について公表されている方は見つかりません。
先ほどご紹介したタツナミシュウイチさんも公表されていないようです。
加えて言うと、彼の場合は他にも様々な活動で収入を得ているようです。
そのため、プロマインクラフター1本で生計を立てているわけではないようです。
(プロマインクラフターから派生した仕事による収入と言えるかもしれませんが。)
プロマインクラフターの稼ぎ方の仕組み(収入源)は?
プロマインクラフターはワールドやスキンなどを制作・販売して稼ぎます。
その稼ぎ方の仕組み(収入源)をもう少し詳しく見ていきましょう。
ちなみに、eスポーツのプロゲーマーなどでよくある大会の優勝賞金などはありません。
ワールドやスキンなどの制作
まずは販売する商品であるワールドやスキンの制作についてです。
ワールドはマイクラユーザーたちがプレイする世界のことですね。
このワールドの制作はマイクラのゲーム内で行うことが可能みたいです。
スキンはゲームでよくある操作キャラなどの服装とか外見ですね。
このスキンは海外サイトなどを使用して製作することができるみたいです。
他にも販売できる制作物があるっぽいですが、今回は割愛します。
ワールドやスキンなどの販売
結論から言うと、「Minecraft Marketplace」というところで販売します。
ここで制作したワールドやスキンなどを販売用(配布用)の形式にして売ることで、収入源となります。
取引は「Minecraft Coin」という独自通貨で行われています。
重要な点としては、誰でも販売できるわけではありません。
パートナー登録をしたうえで、厳正な審査に通過する必要があるそうです。
(審査基準は分かりませんが、実績、要は実際に作成した制作物が必要になるかも?)
また、価格(値段)は製作者が任意につけられますが、3割が運営側に徴収されます。
ちなみに、運営側とはMicrosoftのことです。(マイクラ制作会社はMicrosoftの子会社)
そして、クリエイター7:運営3の徴収割合は珍しいものでもないそうです。
Appleの「App Store」やGoogleの「Google Play Store」も同じなんだそうですよ。
※販売に関してはこちらのサイトを参考にご紹介しています。
その他の稼ぎ方(収入源)
マインクラフトは教育現場などでも活用されつつあるそうです。
それに伴い、活用方法について不安に思う方も出ているようです。
そういったところで、プロマインクラフターの新しい仕事が生まれているようです。
実際、先ほどご紹介したタツナミシュウイチさんも教壇に立ったり相談に乗ったりしているそうですよ。
プロマインクラフターは実際に儲かる(稼げる)のか?
実際に儲かる(稼げる)のかについては順を追って考えてみます。
マインクラフトのダウンロード数やプレイヤー数
2020年時点でマインクラフトの販売数は2億本を越えています。
そして、月間プレイヤーは1億2600万人以上を記録しています。
さらに、プレイヤーは全世界に存在していることも特徴的です。
以上のことから、マインクラフトの市場規模はかなり大きいと言えると思います。
ワールドやスキンの平均制作期間
ワールドやスキンの平均的な製作期間はよく分かりませんでした。
ただ、ワールドの製作期間に7年かかったとかそういった話は見たことがあります。
もちろん、製作規模やクオリティーに左右される部分だとは思います。
ただ、ワールドの場合は数日でどうにかなる話ではないかもしれません。
ワールドやスキンなどの価格と手取り
ワールドやスキンなどは「Minecraft Coin」で取引されています。
このコインはこちらのサイトを見ると、1コイン当たり日本円で約1.5円くらいみたいです。
それと運営側に徴収される分を踏まえて手取りは考える必要があります。
「Minecraft Marketplace」の商品をざっと見て、1つ当たりの手取りをまとめるとこんな感じです。
項目 | ワールド(1map当たり) | スキン(1パック当たり) |
Minecraft Coin | 800~1,400コイン | 100~500コイン |
日本円 | 1,200~2,100円 | 150~750円 |
手取り | 840~1,470円 | 105~525円 |
ワールドやスキンの平均ダウンロード数
ワールドやスキンがどれくらいダウンロードされているかは分かりませんでした。
ただ、あるワールドは5,000回ダウンロードされたようです。
この数字が大きいのか小さいのかは分かりません。
でも、ワールドの手取り予想の最低値と掛けると、420万円の売り上げとなりますね。
実際に儲かる(稼げる)のか?予想結果
年収500万円を目指すとして、1年にワールド作品を4本(3か月に1本)作るとします。
1本あたり125万円売り上げるためには手取り予想の最低値で約1,500回ダウンロードされることが必要です。
数値だけ見た私の感想としては、技術とセンスが合って好きな人なら結構儲かりそうという予想結果となりました。
なんか、何にでもいえそうな予想結果となっちゃいましたね。
なお、あくまで予想なので、実態は分かりません。
1年にワールド作品4本なんて無理!とか、手取りはそんなない!とかあるかもしれません。
もしくは、逆のこともあるかもしれません。
プロマインクラフターの収入や稼ぎ方に儲かるか調査まとめ
- プロマインクラフターとは、マイクラのワールドとかスキンなどを制作・販売して生計を立てるクリエイターのこと
- プロマインクラフターの収入(年収)について公表されている方は見つからない
- 稼ぎ方の仕組み(収入源)は、マイクラゲーム内などで製作したものを「Minecraft Marketplace」で販売する流れが基本
- 技術とセンスがあれば実際に儲かる(稼げる)ことが可能っぽい
という感じですね。
最初、マイクラのプロと聞いてeスポーツなどのプロゲーマーを想像しました。
でも、そうではなくて動画/映像制作などのクリエイターに近い職業のようです。
技術もないですし、センスも自信ないですが、ちょっとやって見たくなりますね。
※別記事もおすすめです。

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