シャッターの開閉時に鳴る音。
金属製の手すりに金具が当たった時の音。
パスタをスプーンとフォークで巻く時の音。
ハサミで何も切らずにチョキチョキさせた時の音。
そして、ゲーム「Dead by Daylight」(デッドバイデイライト)のフレディーが攻撃した後の音。
上記は私が苦手な金属の擦れる音の一例です。
大好きなゲーム実況動画のデッドバイデイライトもフレディ戦だけは見ません。
背筋がぞくぞくっと悪寒に襲われ、不快になる苦手な音。
そもそも原因は何なのか?対処方法/克服方法はないのか?
フレディ戦も見たい!と思って今回調べてみました。
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そもそも音とは?
音は空気の振動です。
空気がなければ音は鳴りません。
そして、人は耳の器官(鼓膜など)で振動をとらえ、音を認識します。
音についてはよく波の形で解説されますね。
波の間隔を周波数といって、音の高低に関係します。単位はヘルツ(Hz)です。
波の高低が音の大きさを表します。単位はデシベル(dB)です。
後、音圧というものがあります。
音が伝わる時の空気の圧縮/膨張を指すそうです。
私のイメージとしては、振動する空気の量ですね。
波のイメージでいうなら、波自体の量って感じです。
音圧を上げると、迫力とかが出るそうです。
単位はデシベル(dB)です。
周波数、大きさ、音圧で音は構成されているそうです。
そして、人が聞こえる音は周波数でいうと20Hz~15,000Hzなんだそうです。
ちなみに、20代前半くらいまでは20,000Hzくらいまで聞こえるそうです。
不快な音の原因とは?
一般的に、人が不快に感じる音は周波数でいうと2,000~4,000Hzの音なんだそうです。
不快な音の代表格である黒板をひっかいた時の音もこの周波数帯に属します。
では、なぜこの周波数帯が不快と感じるのか。
諸説あるそうですが、元々は危険を知らせる音の周波数帯だったという説があります。
人の祖先や初期のころなどの外敵の鳴き声に該当する周波数っていう説ですね。
つまり、本能的な部分からこの周波数帯を苦手としているみたいです。
とはいえ、人によって不快な音は色々あります。
発泡スチロールの擦れる音や、花火の音が苦手っていう人もいますね。
そういう意味でいうと、後天的な影響も大きく受けているんだと思います。
対処方法/克服方法は?
結論から言うと、苦手な音に慣れて克服するという方法があるそうです。
実際、過去にテレビ番組の「ナイトスクープ」で克服企画があったそうです。
その時は金属の擦れる音が苦手な人が登場されました。
そして、メダルゲームをプレイすることで克服したそうです。
要は、慣れれば克服できるっていうことを証明した形ですね。
正直言うと「そんな根性論的な感じ!?」と最初は思いました。
でも、不快な音が後天的なものと考えたら、克服も努力次第ってことですよね。
・・・ただ、私の場合は克服するためとはいえ、率先して苦手な音を聞きたくはありません。
そうやって克服するくらいなら、今まで通り「鳴らさない!聞かない!」の対処方法でいこう。
そんなことを密かに決意する調査結果となりました。
余談:快適な音
快適な音としてソルフェジオ周波数と呼ばれる周波数の音があります。
全部で9つあって、それぞれの周波数によって効能が違うそうです。
そして、一番良いといわれている基本の音は528Hzになるそうです。
また、人の会話する時の周波数は150~7,000Hzらしいです。
この周波数帯はソルフェジオ周波数と被ってもいます。
心地いい声の人やイケボの人の声と関係がありそうですね。
ちなみに、不快に聞こえる周波数帯とも被っているので、逆のことも言えますね。
ソルフェジオ周波数について詳しく知りたい方はこちらのHPなどが参考になると思います。
9つあるという各周波数の実際の音もサンプルで聞くことができます。
なお、あくまで音だけなのでメロディーなどではないです。
余談:音色
同じ音でも聞こえ方などによって感じる印象が全然異なります。
いわゆる音色ってやつですね。
これには主に、迫力因子/金属性因子/美的因子という要素が絡むそうです。
例えば、「迫力因子が高いと迫力のある音になる」みたいな感じです。
これらの要素は周波数や音圧などの影響を受けるみたいです。
そのため、ミュージシャンの方などはパソコンとか色々な機器を使って調整しています。
そうやって数々の名曲が生まれているんですね。
最後に
・苦手な音の対処方法/克服方法は慣れる事
・そこまで頑張れない人は今まで通り「鳴らさない!聞かない!」のスタイルで生活する
という感じですね。
正直言うと、調べる前はきっと画期的な方法があるんだろうなーと思っていました。
でも、どうやらそんなに優しい話ではないようです。
もっと言うと、調べれば調べるだけちょっとした絶望感を味わう事態になりましたね。
記事を書きながらちょっとずつテンションが下がってきたことを実感しています。
ただ、苦手な音に慣れるほど頑張るか、今まで通り避けて生活するかはご本人の選択次第です。
私は、デッドバイデイライトのフレディ戦も見たいんですが、そこは我慢することにします。
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