2021年5月からセブンイレブンの商品の値段(価格)に小数点以下第2位までの表示が追加。
そんなウェブニュースをこの前、見かけました。
昔、ニュースになったことがある気がするなー?
これって合計金額に反映されるのかなー?
色々と気になったのでちょっと調べてみた内容を今回はご紹介します。
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セブンイレブンの商品の値段(価格)に小数点以下の表示が追加
私が見たウェブニュースはこちらです。
セブン‐イレブンは、5月以降、税込価格を「小数点第2位」まで表示するよう変更する。 現在の税込価格の表示は、商品の税抜価格に税率を掛け、1円未満を切捨てた金額を表示している。そのため、単品購入時と複数個を同時に購入した場合で、各商品に表示された税込価格の合計金額と差額が生じることがあるという。
もうちょっと分かりやすく解説すると下記の感じです。
- 例えば10円の商品に消費税8%を掛けると10.8円
- 今までは小数点以下を切り捨てた値段(価格)10円で表示
- 単品で買えばそのまま10円
- 複数個(例えば2個なら20円)買って消費税を掛けると21.6円
- 小数点以下は切り捨てているので21円となって単品2個買うより1円高い
- 今後は値段(価格)を10.80円で表示して複数個買ってもびっくりしないようにする
将来的には小数点以下第2位までの値段(価格)表示になるみたいです。
ただ、しばらくは今までと新しい表示の二重表示になるみたいですね。
ちなみに、税込価格は消費税8%計算の値段で、イートインの消費税10%ではないようです。
セブンイレブンの商品の値段(価格)の小数点以下は合計金額に反映?
結論から言うと、小数点以下の値段(価格)も合計金額に反映されます。
そのため、小数点以下の合計金額が1円以上になると支払金額に影響します。
1円未満の場合、セブンイレブンは切り捨てとなるようです。
(正確に言うと、税抜価格の合計に消費税はかかっています。)
ただ、これは2021年5月からというより、もっと前からそうでした。
細かいところは省きますが、税率をかけた際の小数点以下の取り扱いは企業次第だったそうです。
つまり、企業によっては切り捨て/切り上げ/四捨五入どれにしてもよかったみたいです。
そして、セブンイレブンの場合は切り捨てで対応していたみたいですね。
セブンイレブンの商品の値段(価格)が消費税で1円ずれる問題
セブンイレブンの商品を複数個買った時に消費税で1円ずれる問題(事件?)。
実は以前にもニュースとなっていました。
2019年ごろの軽減税率に対応する際の計算方式変更の時ですね。
※軽減税率:簡単に言うと、持ち帰りとイートインで税率が変わった時
その際はお客様への説明が足りていなかったとセブンイレブン側が謝罪されています。
今回の小数点以下の表示は元々、その頃の影響もあっての対応となっている気がします。
セブンイレブン以外での商品の値段(価格)表示
商品の値段(価格)に小数点以下の表示をするところはセブンイレブン以外にもあります。
例えば、イオンなどでも小数点以下の値段(価格)表示は行われていますね。
イオンも軽減税率時の対応からの値段(価格)表示のようです。
ファミマでの商品の値段(価格)表示
ファミマの商品の値段(価格)表示は現状、今までと変わりません。
また、小数点以下が切り捨て/切り上げ/四捨五入のどれなのかは分かりませんでした。
ただ、今後の状況次第では値段(価格)表示の変更もあり得ると思っています。
ローソンでの商品の値段(価格)表示
ローソンの商品の値段(価格)表示は現状、今までと変わりません。
こちらも、今後の状況次第では値段(価格)表示の変更もあり得ると思っています。
ちなみに、小数点以下の対応は四捨五入となっているようです。
そのため、商品によってはセブンイレブンやファミマと値段(価格)が異なるようです。
実際、ハッピーターンの値段(価格)が1円違うというウェブニュースを見かけました。
セブンイレブンの商品の値段(価格)表示まとめ
- 2021年5月からセブンイレブンの商品の値段(価格)表示が小数点以下第2位まで表示される
- 小数点以下の金額は合計金額に反映されるが、これは今までと同じ
- 値段(価格)表示の変更で分かりやすくなっただけ
- 2019年の軽減税率から消費税による1円のずれは起こっている
- セブンイレブン以外にも、イオンなどで商品の値段(価格)を小数点以下まで表示している
- ファミマやローソンでは現状、今まで通りの表示となっている
- ローソンは小数点以下を四捨五入で対応している
- セブンイレブンやファミマとローソンで小数点以下の対応差で値段が異なることがある
という感じですね。
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