2025年に開催が迫った、大阪・関西万博の公式キャラクターに決まった「ミャクミャク様」。
インパクトのあるモチーフで、とてつもない存在感を放っています。
今回はそのミャクミャク様について、気になる点をご紹介します。
元ネタやデザイン、デザイナーなど、早速お話してまいりましょう。
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ミャクミャク様は妖怪が元ネタ?
ミャクミャク様は妖怪ではありません。
実際、公式サイトでは「細胞と水がひとつになったことで生まれた、ふしぎな生き物。その正体は不明。」と紹介されています。
なお、公式サイトにある情報をまとめると下記の通りです。
キャラクターの正式名は「ミャクミャク」であり、”様”の文字はついてません。
名前(愛称) | ミャクミャク |
出生地 | 関西のどこかにある小さな湧水地。 |
性格 | 人懐っこいが、おっちょこちょいでよくポカをする。 |
特技 | 色々な形に姿を変えられること、雨上がりに虹を見つけること。 |
好きなこと | あらゆる生き物や物事と触れ合うこと。 |
つまり、誰も正体が分からない、謎の生物ということですね。
幸い、人間など他の生物に友好的なようなので、一安心といえるでしょう。
「関西のどこか」出身ということなので、大阪以外で生まれた可能性もあるようですね。
では、なぜ妖怪が元ネタと言われるようになったのか?
調べてみると、どうやら姿かたちが妖怪や神様のように見えることから、SNSや口コミで「ミャクミャク様」と呼ばれるようになったようです。
つまり、世間のイメージで生まれたガセネタと言えますね。
可愛らしさの中にちょっと不気味さを感じたりもするキャラなので、妖怪が元ネタと聞いた時は信じそうになりました。
でも、結論としては「違う」となります。
ミャクミャク様のデザインが特徴的な理由
ミャクミャク様のデザインは万博の公式ロゴが反映されています。
もともと、ミャクミャク様のキャラデザインが起こされる前にはロゴマークが開示されていました。
下記のように、中川翔子さんも攻めているというほど、なかなか特徴的なデザインです。
万博ロゴ、攻めてますね!
— 20周年の中川翔子🍒🍉🍫🍇🐈⬛🍣 (@shoko55mmts) December 1, 2021
これから選考されるマスコットもさらなるぶっとびを期待! pic.twitter.com/XIIibrIbDH
私もはじめて見た時は、攻めたな~という印象でした。
というより、本当に公式のロゴマークなのかちょっと疑ってしまいましたね。
このデザインには「いのち輝く未来社会のデザイン」という意味が込められています。
そして、このロゴマークと世界観を元にキャラクターが公募されて、ミャクミャク様は誕生しました。
そのため、ミャクミャク様もかなり攻めたデザインとなっています。
ちなみに、元々は「いのちの輝きくん」という名前で呼ばれていました。
ロゴマークに込められた意味からつけられたネーミングですね。
素敵ですが、呼びやすさでいうと、ミャクミャク様の方がいいかもしれません。
ミャクミャク様の目玉の数は○個
ミャクミャク様の目玉は合計6個です。
頭の赤い部分に目玉が5個ついており、異様な空気感を出しています。
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— Expo2025 大阪・関西万博 (@expo2025_japan) November 9, 2022
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そして、実はお尻にもしっぽのように1個ついています。
そのため、目玉の数は合計6個となっています。
なぜ6個にしたのか?という詳しい理由は分かりませんでした。
もしかすると、バランスを見てつけただけで、深い意味はないのかもしれません。
ちなみに、本当に「目玉」なのかどうかは分かりません。
ただ、私にはそう見えてしまうので、今回は「目玉」としてご紹介させていただきます。
ミャクミャク様のデザイナーは誰?
ミャクミャクのデザイナーは山下浩平さんです。
グラフィックデザイナーとして、アートディレクターやキャラクターデザインをメインに活躍されている男性です。
2025年大阪・関西万博の公式キャラクターが決まりました。生み出したのは、デザイナーで絵本作家の山下浩平さん(51)が代表を務めるグループ「mountain mountain」。制作の裏には、新型コロナウイルス禍の中で光を探し、育った神戸への思いを秘めた山下さんの姿がありました。https://t.co/2OkwXFxZ9U pic.twitter.com/uAzmw7AccA
— 神戸新聞経済部 (@kobekeizaibu) April 2, 2022
ミャクミャク様のデザインについて「このキャラクターに定まった形はありません。メインのデザインはあくまで形のひとつ。赤い部分は分裂し、青い部分は自在に形を変える。定まることはありません。」とコメントされています。
変化するキャラクターということのようで、とても柔軟な発想で面白いですね。
一見不気味な印象もありますが、これから皆さんに慣れ親しんでいってくれることでしょう。
実際、多くのイラストレーターたちが、ミャクミャク様を元ネタにしたイラストを作成して公開しています。
その中には不気味さを抑えたかわいい作品も多いので、見ていて楽しいですよ。
これからも色んなミャクミャク様を見てみたいですね。
ミャクミャク様妖怪説などデザインまとめ
- ミャクミャク様は妖怪ではなく、正体不明
- デザインの元となった公式ロゴマークが特徴的だったため、ミャクミャク様も特徴的なデザインとなった
- 目玉の数は頭に5個とお尻に1個で合計6個
- ミャクミャク様のデザイナーはアートディレクターの山下浩平さん
このようなまとめになりました。
日本中を騒がせたミャクミャク様の印象的なデザイン。
今の勢いをそのままに、大阪・関西万博でもしっかり活躍してほしいですね。
ミャクミャク様が万博を盛り上げてくれるよう、みんなで応援してまいりましょう。
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